何だかどっぷりとはまってしまったので備忘録として。
ちょっと読み物風に。
でも、あくまでも備忘録。
2ヶ月程前にどさくさに紛れて会社でPCを1台購入しました。
HPのノートPC。
450G2です。
最近やっと少し時間が出来たのでインストールをしようと。
自分でやっても良かったのですが、お勉強のために可愛い部下にさせてみました。
指示をしてから2、3日して社内ネットワークに接続できないと言われ、OSがProでない事が判明。
え?まじ?
やっちゃいました。
バタバタして購入したためOSの選択を誤ってしまったようです。
もしかすると元々選択出来なかったのかもしれませんが、痛恨のミスです。
仕方なくDSP版のProエディションを別途購入し、クリーンインストールで対応することに。
OSの到着にしばらく時間がかかりましたが、無事に到着。
再インストール作業の開始です。
これもかわいい部下に頑張ってもらいます。
自分の経験値から半日あれば終わるだろうと思っていたのに、遠目に見ていると何だか苦労している感じが。
どうもアップグレードでインストールを行なおうとしていた様で、DVDからブートしてクリーンインストールしてねと優しく指示を。
※ホントかいなって言うツッコミはなしで。
ただね、きっと上手くはいかないだろうなぁっては思ってました。
意地悪ですよねぇ。
だっておそらくDVDからブート出来ないだろうから。
でも、単に意地悪なんじゃないですよ。
自力で調べる力を養う、コミュニケーション能力を高める事を目的でちょっと意地悪したんですよ。
※決して言い訳じゃないから。
さすがに依頼してからもう数日経ってしまっているので、DVDからの起動設定は私が。
BIOSのブート設定をちょこちょこと変更し、完了。
後は画面に従ってインストール作業を行うだけなので、お任せ。
ここでまたまた問題発生。
Proエディションをインストールしているはずなのに、確認するとProエディションになっていないと言う部下くん。
そんな訳無いだろう。
いったいどんなインストールをしたんだよ。
と思いながら選手交代。
確認すると確かにProエディションにはなっていない。
軽くグーグル先生に確認すると、プロダクトキーの変更でなんとかなりそうと。
先生が教えてくれた通りやってみるもNG。
ダメだ。
ん~、本腰入れて対応するかぁとクリーンインストールを決断。
全パーテーションを削除して、HDDをまっさらにしてトライしてみるも撃沈。
Proエディションにはなってくれず。
冷静に考えるとプロダクトキーの入力画面がないことに気付く。
改めてグーグル先生にしっかりと聞いてみると、同じ現象に遭遇している方が何人かいらっしゃるようでした。
とりあえず情報収集をし、下記の手順でインストールを行ったところ上手くProエディションのインストールが出来た。
Windows8.1 DSP Professionalのクリーンインストール方法
1.ブート可能なUSBメモリでのインストール媒体の作成
2.上記で作成したUSBメモリからブートしインストールを実施
私の場合はこれで上手くインストールが出来ました。
以下詳細手順
※注意事項および免責※
以下の記載情報を参照し、操作した結果、何らかの損害発生、機器破損等が生じても、筆者は一切の責任を負いません。
あくまでも自己責任にてコマンドの入力、および実行をお願いします。
1.ブート可能なUSBメモリでのインストール媒体の作成
1.1 8GB以上のUSBメモリを準備する。
4GBのUSBメモリでも可能と思われるが念のため
1.2 USBメモリをPCに挿し、USBメモリが認識されることを確認する。
この時割当てられたドライブを確認しておく。(ドライブ=■)
1.3 DVDドライブにDSP版のDVDを挿入する。
この時DVDに割当てられているドライブを確認しておく。(ドライブ=★)
1.4 管理者権限でコマンドプロンプトを起動する。
1.5 順次以下のコマンドを入力し、実行する。
diskpart
プロンプトがDISKPART>に変わります。
list disk
ディスクの情報が表示されるので、容量等でUSBメモリのディスク番号を確認する。
select disk 上記で確認したディスク番号
clean
create partition primary
select partition 1
active
format fs=fat32 quick
USBのフォーマットが開始されるのでしばらく待つ。
assign
exit
プロンプトが通常(c:\)に変わります。
1.6 以下のコマンドを入力、実行し、DVDの中身をUSBメモリにコピーします。
xcopy ★:\*.* /s/e/f ■:\
★、■は先に確認したドライブ
※意外と時間がかかります。一服やコーヒーでもどうぞ。
1.7 以下のコマンドを入力、実行し、USBメモリからブートできるように設定します。
★:
cd boot
bootsect/nt60 ■:
1.8 以下のコマンドを入力、実行しカレントディレクトリを変更します。
■:\sources
1.9 インストール時に必要となる2つのテキストファイルをメモ帳等で作成します。
必要なファイルはPID.txtとEI.cfgです。
必要ファイルの内容は下記の通りです。
PID.txt
[PID]
Value=XXXXX-XXXXX-XXXXX-XXXXX-XXXXX
※XXXXX-の部分にはDSP版のキーを入力します。
EI.cfg
[EditionID]
Professional
[Channel]
Retail
[VL]
0
これで起動用USBの作成は完了です。
2.上記で作成したUSBメモリからブートしインストールを実施
USBからの起動はPCのBIOS設定変更等が必要となる場合があります。
DVDからインストール媒体を抜き、USBのみを挿した状態で上手くUSBから起動するとインストラーが動き出します。
以降、画面の指示に従い、インストールを継続して下さい。