2015年12月11日より羽田-シドニー線が新規就航となります。
某ブロガーさんの記事でプレミアムポイントは1.5倍と書かれていたので、自分なりに効率のよい修行が出来るか、聖地シンガポールと比較をしてみた。
比較基準日は2016年4月1日とした。
その他諸条件は以下の通り。
調査日:2015年12月7日
ANAステータス:プラチナ2年以上
保有ANAカード:SFCプレミアム
先ずは獲得マイル。
聖地シンガポールはエコノミー最安料金だとフライトマイルは3,312×50%=1,656マイル。
これにボーナスマイル3,312×50%×105%=1,738マイルが加算され合計3,394マイルとなる。
ビジネスだとフライトマイルは3,312×125%=4,140マイル。
これにボーナスマイル3,312×125%×105%=4,347マイルが加算され合計8,487マイルとなる。
一方、新規就航地のシドニーはエコノミー最安料金だとフライトマイルは4,863×50%=2,431マイル。
これにボーナスマイル4,863×50%×105%=2,553マイルが加算され合計4,984マイルとなる。
ビジネスだとフライトマイルは4,863×125%=6,078マイル。
これにボーナスマイル4,863×125%×105%=6,382マイルが加算され合計12,460マイルとなる。
まとめるとこんな感じですね。
()内はフライトマイル
シンガポール | シドニー | |
エコノミー | 3,394(1,656) | 4,984(2,431) |
ビジネス | 8,487(4,140) | 12,460(6,078) |
獲得マイルも然ることながら、修行僧、修行尼として一番気になるのがやはりプレミアムポイント(PP)ですよね。
ANAの場合だとハードルは50,000PP、(80,000PP)、100,000PP、120,000PP、150,000PPな感じですか。
プラチナ、(プラチナ+スイートラウンジ券)、ダイヤモンド、アップグレードポイントアップ、亀タグみたいな。
獲得PP。
聖地シンガポールで最安エコノミーだと2,484PP、ビジネスで6,610PPです。
PPはステータスや利用カードの加算がないのでSFC解脱前でも後でも同じです。
一方、新規就航地のシドニーは3,647PP、ビジネスで9,518PPです。
獲得マイルとPPをまとめると。
シンガポール | シドニー | |
エコノミー (上段はPP、下段はマイル) |
2,484 | 3,647 |
3,394 | 4,984 | |
ビジネス (上段はPP、下段はマイル) |
6,610 | 9,518 |
8,487 | 12,460 |
と言うことで、最終的にお得かどうかの判断です。
判断基準は単純で、1マイルもしくは1PP獲得するのに係る金額で比較判断します。
羽田からの費用を調べるとシンガポールエコノミーが51,170円、シンガポールビジネスが225,170円、シドニーエコノミーが109,850円、シドニービジネスが389,350円。
ブッキングクラスPだと304,350円であるが前述のマイルおよびPPが少なくなる。
クラス倍率は70%になります。
必要な方は50%を70%にして再計算してみてください。
結果発表。
太字は単位あたりの金額
シンガポール(往復) | シドニー(往復) | |||||
エコノミー (上段はPP、下段はマイル) |
51,170 | 4,968 | @10.3 | 109,850 | 7,294 | @15.1 |
6,788 | @7.5 | 9,968 | @11.0 | |||
ビジネス (上段はPP、下段はマイル) |
225,170 |
13,220 | @17.0 | 389,350 | 19,036 | @20.5 |
16,974 | @13.3 | 24,920 | @15.6 |
という訳で、やはり聖地シンガポール強し。
単価的に一番良いのはシンガポールエコノミー。
但し、シドニー往復で、19,000強のPPゲットの爆発力は見逃せず、短期決戦を希望している方はシドニービジネスはありかも。
5往復と、内2回程度沖縄付けるとダイヤモンドへ到達。
お金には優しくありませんが、体には優しい修行でしょう。
ちなみに200万を超えちゃいます。
単価的に優秀なシンガポールエコノミーだけでSFC解脱を考えると10往復。
ほぼ毎月シンガポールへ行かないといけません。
また、ダイヤモンドのハードルをクリアしようとすると20往復。
毎月行っても足りません。
ほぼ月2回シンガポールへ行かなくては到達出来ません。
現実問題として難しいとは思いますが。
実際の修行はシンガポールを軸に国内修行、他国をおりまぜて皆さん行っていると思いますが・・・
私は国内だけでダイヤを達成しました。
その当時は国内聖地の石垣がありましたので。
これから修行を考えられている僧、尼の方の参考になれば。
※あくまでも個人的な見解、感想、調査結果ですのであしからず。自己責任でお願いしますね。